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老腐人の友

スキルもなければ趣味の幅も狭いけれど 35年以上腐っているアラフィフ腐女子です。

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本日の老腐女子:16 お別れネタ

 様よりお借りいたしました。

3:お別れネタ

昔、お別れネタというのは、一緒に、事故でも心中でも事件でも、とにかく同じ時に死んでしまうとか、片方が何らかの理由で死んでしまったので後追いをするとか、そういうものを言うのかなと思っていました。別れているようで一緒になっています、というような。

ちなみにオカルトな雑誌か何かで見たところによると、たとえほとんど同じ時刻に亡くなるような場合であったとしても、心中とか自殺とかは、あの世で一緒になんかなれないんだそうで。ロミオとジュリエットは一緒になれないそうです。オカルト雑誌の正解がどこにあるか知らないですけれど。

別れることで成長して次の恋に前向きになっていく、という展開もいいなと思います。ただ、そういうのは耽美の時代のものとはそりが合わないのではないかな、とでもいうか。BLの時代に入ってからのお話のほうが、演歌的恋愛ではなくなっているので、一人の人と思いが遂げられぬからといって死ぬほどのことはないんだよね、というからりとした感じとでも言いましょうか。

ナマモノばかりに手を出していると、現実世界に起こるおめでたい事柄がおめでたくないので、別れの場面なんかを考えてみたりします。その昔、ポエムを数編だけ書いた時には、奥さんを裏切って関係を続ける二人、みたいなものを書きましたが、その次辺りには、穏やかにお別れして、昼下がりのスーパーで再会してもおだやかに挨拶するだけ、みたいなものを書いたのですが、時折、妙な倫理観のせいで、奥さんと彼氏とを両立させることをしないほうがいいでしょうと思い、ナマモノネタを空想することすら封印してしまうことがあって、私と、理想のカップリングのお別れ、となります。

といったって、数年経ったらもう、オッサンになってて、子供すら生まれているというのに、また萌えなおして空想せざるを得ない、という気持ちになる場合の人もいなくはないんではあるんですけども、熱心ではなくなります。

普通に、やおいに出来る以外の部分でも好き、というのでなかったら、再燃する萌えなどないのではあるのだけれども、再燃する萌え以前の萌えの時みたいに、女子高生がグッズを集めるかの如く、保存用と観賞用を買いますよ、円盤は、みたいなことはしなくなります。ある意味これが一番に私の中にあるお別れネタなのかもしれません。

♪お別れするより死にたいわ、という歌が、これは私のような年寄りでさえリアルには知らないですけども、やはり私でさえリアタイ視聴できるものではなかった昔の、ブロマンスというよりもう少し危うい地点にいる感じの兄貴と弟分のドラマで、兄貴分が、弟分の自分へのべったりぶりに対しえ、前述の曲か、同じ歌手の別の曲のタイトルを出していたのでしたけども、そのドラマも最終回に悲しいお別れがあって、しばらくどんよりした気分になったものでしたけれども、どこかで、この物凄く強く熱いブロマンス的関係は、綺麗な何かに封じ込められた、という気持ちがしてしまうところもあって、私は多分、昔の時代のJune的なお別れのほうが、いかにもやおいだ、と思うタイプなんだと思います。そのドラマでは、別に一緒に死んだりしないけども、多分残されたほうはただもう生きていくんだと思うけど。


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本日の老腐女子:15

特に出掛ける用もなかったものの、ふと、そういえばアマゾンから届くものがあったぞというので、ポストを見に行く。



なんだかんだで日曜日は、あと一週間ろくに家事を細かくは出来ぬと思っているせいで、忙しくしているし、溜まった録画も見なければならないので、ナマモノに関連していそうなごく短い部分を読んだだけですけれども、確かに教科書的に様々網羅しているもので、少しずつ読んで楽しもうと思います。

そうして、ぱらぱらとめくってそこを見つけただけだから、もしかしたら他に書いてあるのかもしれないのだけれども、そのナマモノに関する数ページに、私が子供の頃に自然発生的にハマったナマモノジャンルで、その数年後には普通に薄い本も手に入ったし、私のハマった人たちだけではなく、数組のめぼしいところでも一部で盛り上がっていてネットのない時代だけれども入手できたし、そういった事象があることが分かった上だろうなというようなドラマがあったり、さらにその数年後には商業でも出るという、どんな暴挙なんだろう、本人たちも良く把握はしてなかったみたいなのに、ということがあったり、その周辺の人たちからさらに広がった新しい人たちを特集するような雑誌が数種類出た上に、腐女子層に対してアピールするような写真の多いものが出る、というジャンルに括られる人々が、入っておりませんでした。

どちらかといったら二大ナマモノジャンルの片翼と思ってましたけれども、本にはアイドルという括りであったからかもしれないものの、このジャンルの二大大手の片翼のもう一方と私の思うところの大手アイドルの人々と、私が無知にして知らぬものの、その子たちがこのジャンルを把握していることは確かだろう、ぐらいの情報は持っている、外国のアイドルの人々を取り上げておりました。

つい最近テレビで、私が長いことナマモノといったらこれだと思っているジャンルに属する方々が、なぜ?と思いつつも需要があるらしいからBL的なポーズで取材に応じているという話をしているのを目にしたばかりで、なぜならば、非常に分かりやすい形で絆とか仲間意識であるとか一緒に同じ目標を持って頑張っている、というものを見せてくれる場合が多いからだ、と思いますが、しかしまあ、美しさを売っているわけではないからなのか、ナマモノの板にいる腐女子の方でさえ、大昔からあって、大昔からすでにそちらの側の方々にも把握されているジャンルではあるのに、最近盛り上がっているジャンル、と思っている方もいらっしゃる様子なので、思っているほど二大ジャンルではないのかな、などと思ったり。

80年代辺りには、アイドルの同人誌を書いていることが事務所にばれて本人の前で朗読をさせられたという、都市伝説か事実か分からぬうわさが流れたものでしたけれど、あれ、どうなのでしょうね。その少しあと、90年代初め辺りに盛り上がったスポーツのジャンルの方々のところには、同人誌が良く送り付けられて、皆で回し読みをしたとかいう話をどこかで読みました、そういえば。

なんにしたって、自身を商品として提示する職業の方の場合は、自身が一生懸命に取り組んでいる職業に関する様々ーーーーーー芸能であれば、歌や芝居や話しの技術、機転を利かせる回転の速さやらというような、スポーツならばその技術ーーーーーーこそを評価してもらいたいだろうけれども、スターである、衆目を集める場所にいる、というような、その人物そのものに人々が価値を見出す職業でもあり、男女ともに、自身が様々な意味で性的な消費をされてしまうことはあり得るということは知ってはいるのでしょうし、今の時代であるということを考えたら、BLに関してはほぼみんなが、自身は対象ではなかろうとタカをくくっている人はいるとしても、知っていると考えたほうが自然でしょうが、まあね、普通はあなたでとんでもない妄想をしていますなどと本人へ言うのは、マナー違反であるし品のないことだから、あんまり大っぴらになると、逆に住みにくくなっていくのではあるのかもしれないな、って思いますけれど。

オリジナルのBLに関しては、驚くほど大っぴらになって、昔の人すぎる私はそれでも近所の本屋で買うことを躊躇いますけれども(ネットのない時代に『June』を買っていた時には、小さな書店で、どうしてなのか近所では唯一置いていたところへ、毎度、店番のじいさんが嫌味っぽいことを言うのに耐えながら買ったものでしたけれども)、それでも驚くほど何でも手に入るような時代になって便利だなとは思っています。

本日の老腐女子:14 天使・悪魔ネタ

金曜日はどうも、蓄積した疲れのせいでアップできないのではないかしら、というぐらい、毎週書いていませんが、今回もまたお借りしたお題でエッセイみたいなものを書きます。

 様よりお借りいたしました。

2:天使・悪魔ネタ

なんと、このジャンルを知らなかったのでググるところから始めましたが、悪魔×天使のことを言うんだそうで。

あまりに異世界ものに手を出していないので、今一つその設定を好きだと思いそうなのかも分からないのだけれど、それ以前に実のところ、子供時代に親の趣味で少々聖書の勉強をさせられたりしていたので、天使を汚すことに対してあまり好感情を持つことが出来ないという、真面目か!みたいな答えになってしまいます。

しかしながら今まで私が書いてきたものは、割合と聖書の一節を出してきたり、牧師だった男が出てきたリ、聖書を曲解する男が出てきたリ、聖書の禁ずるところの同性愛者であることを語らっていたり、ということが多くて、これは私の中のどこかで、聖なるものへの冒涜にエロてぃすずむを感じるからではなかろうかと思うのですけれども、以前に、そういうヘキが存在するというのをどこかで目にしたものの、今探しても見つけられないので、はっきりした言葉ではお伝え出来ませんけれども、であるのだから、無垢な人が悪魔のような人間に誘惑をされて落ちていく、というのはまあ、案外嫌いではないのかもしれません。

しかし。
天使と悪魔、となってしまうともう、今の私にキリスト教徒的要素は一切なく、初詣に行ってお守りを買う方がしっくりくるので、そこは、天使的な人、悪魔的な人、でなければちょっと受け入れがたいかな、と思わなくもないのだけれども、どうして受け入れがたいのかな、と考えたときに、天使が悪魔を誘惑して攻めることなど、天使である限りあり得ないけれども、天使的な人が、男には時に存在する、少なくとも女性よりは目にしたことがあるような、人格者なのに性的な部分だけ普通ではない人、というのを天使的な人のほうへ据えて攻めにして、周りは悪魔的だと思っているハチャメチャな人間である癖に根っこに真面目な部分を持つような人を受けに据えるほうが、多分私の好みに合うな、というのもあるような気がします。

エログロナンセンスという言葉が、やま無しおち無しいみ無しという意味でのやおいと、かなりイコールに結ぶことが出来ると思っていて、JuneやBlの作品で、例えばエロスが一番の主題になっている話というものも、今どきはもっと女性の性というものについても絡んでくるからなのか、多いですけれども、そうしてエロスを扱う話であるからには、思想的なところに関わらずエロシーンだらけであったってそれは構わないわけですけれども、そこにあるエロスは男女で会ったのならば、阿部定の愛のような狂気を孕んでいるということが、本当にグロいシーンが出て来なくとも必要なんだと思っていて、ナンセンスはまあ、腐女子、という言葉と同様の自虐的なものということで。

以前に私的な腐女子論を書いた時にも、割合と熱心に、阿部定事件は耽美ものに通じるのだとかいう話を書いていたんでしたが、普通に考えたら髪の毛とか爪とか、あるいは焼いた後の骨とかでなければ、確実に腐って、愛した人のグロテスクな部分を突き付けられてしまうんだけれども、そこをそのままに書いたとしてもなお、どこまでもその相手を愛するという精神、みたいな感じがしなくもなくて、普通に考えて、そこそこ長続きする付き合いというものは、当初と同じテンションで愛してますーってことはないはずで、中にはずーっと愛してますーって人もいるのかもしれないけれども、もっとおだやかな時間を共有していく仲間になっていき、時折昔に戻ろう、というような形が普通だと思うのですが、そこを、ずーっと二人とも同じテンションで好きで好きで愛していて、二人だけの閉じられた世界こそを目指していく、というのが、少なくともやおいとか耽美なのだと思っていて、そんなときに、あまりにも無垢な人が悪い人に誘惑されて好き合って染められて、というのは、いまいちそそらない設定だな、という気がします。

であるのならば、ここはもう、受け攻めがどっちでも構わないですけれども、天使のようにできた人なのに性的な部分であるとか、倫理観の一部が悪魔的なひとちお、悪魔のようだと思われる人であるけれども、性格の一部が異常にまじめである、という二人で話を考えるほうが、聖なるものへの冒涜に似たものを感じられる気がします。

この場合、どっちがどっちでも、人間であるとなれば、突出して良い部分と突出して悪い部分があったところで、絶対的に、ということもないわけだし、どちらを受けにして考えても面白い気がするのですけれども、どうなのでしょうね。

多分、悪魔攻め天使受けと聞いた時に、昔の少女漫画で不良少年に誘惑される無垢な少女とか、無垢な少女が大人の階段を上る時に、悪魔とは言わぬものの誘惑者に愛を捧げるとか、そういう匂いがするので、あまり好かないという気がするというのもあるのでしょうけれど。




本日の老腐女子:13 浮気ネタ

 様よりお借りいたしました。

1:浮気ネタ

最初にハマったナマモノも二次元も、その二組に関しては浮気などさせることを考えたこともありませんでした。

二次元に関しては読んでいた同人誌やアンソロジーではよく、横恋慕したり才能に嫉妬した人間が受けのキャプテンにいろいろ致してしまう設定があって、別段それに対して何か思うでもなく、キーパーとキャプテンの二人には強固な絆があるので何があったって大丈夫、やおいの受けはそういう目に遭っても穢された感じがしないから大丈夫、という謎の理由で、厳密には浮気ではないその感じを、特にいやではなく思っていました。

後年、やおいの受けがどれだけ色々な男に抱かれていたところで汚れている感じがしないのは、心のどこかで女性の性に対してネガティブなものを感じているのではないのか、とか、いろいろ考えようとしたのですけれど、特に答えが出るわけでもなく。

ちなみにだから、浮気ネタもOKなのではないかなって思います。
とはいえやおいには絆が大切、関係性がなによりも大事、と思っているから、そこだけ抑えられていたら、二股でも構わないです。

以前に、ドラマで半ナマモノを書いて、毎日友人へ送りつけるという迷惑なことをしていた(上に、原稿用紙で900枚以上という迷惑度)時に、受けは上司と部下と同時進行で付き合っていて、その各々に絆があって、愛しているという気持ちもあって、というのを書いたので、攻めからしたらそれってやっぱり受けの浮気だとは思うのですけれど、特に浮気という気持ちもしないで書いていたなぁって思います。

受けがどれだけの男性経験を持とうとも、ノンケとして女性経験をいくら持っていようとも、汚れているという表現があると、私はどういうものか違和感を持ってしまうんだけれども、とはいえ女性であっても独り立ちしているような強い女性であったのならば、どれだけ沢山の人間と関係を持っていたとしても、それは汚れていると言えるのか、というのは、答えに困ります。

ナマモノに関しては、もちろんほどなく彼女の話や結婚の話が出てきてしまうわけですけれど、私の頭の中だけはずっと、二人の世界が続いていたわけです。しかしまだ、年若く腐女子歴も短いので、他のナマモノに手を出していきましたが、結局、いったんハマっていて、その人の本来の職業のほうにも好きな気持ちを持っていたら(ただ顔が好きだからやおいにしたいっていうのは、時折起こってしまうナマモノ)、動揺が覚めたらまた普通に、オッサンになって子供もいるんだっていうのであったって、結婚以前のところで話を考えるのであっても、してしまうんだよな、って思います。

ナマモノに関してはだから、現実には私が知ろうと知るまいとノンケで金も力も持っていれば女のほうで放置しないのだから女がいるはずだけれども、私の頭の中ではその女の存在は抹殺しているとか、その女のことだって好きなんだけれども、でも男の誰々のことも好きなんだよ、みたいな話を書いていることになるけれども、あまり基本の二人以外の浮気をさせることも、わざわざ女を出してくることもほぼ無いような気がします。

これでエッセイになっているのかよく分からんけれども、今日はここまで。

本日の老腐女子:12 お題でエッセイ的なもの

 様よりお借りいたしました。

ネタを思いつかぬ時のためにお題をお借りしてきました。
作品ではなくエッセイ的なものを書きたいと思います。
こちらから各お題へリンクさせていこうと思います。
腐女子向けに今さらな20題・一覧
 11.動物ネタ
 12.お初ネタ
 13.逆転ネタ
 14.薬ネタ
 15.子供ネタ
 16.吸血鬼ネタ
 17.邪魔者登場ネタ
 18.記憶喪失ネタ
 19.死にネタ
 20.親子・兄弟ネタ