
様よりお借りいたしました。
6:タイムスリップネタ
タイムスリップとやおいが結びつかぬ不甲斐なさで申し訳ないのですが、タイムスリップと聞いた時に思い浮かぶのが、BTFと時かけ、ターミネーターぐらいで、そもそもよく知らない分野ではあります。
しかしながら友人とイベントへ売り子として行くことと相成ったきっかけの、とある推理小説の主人公たちをカップルにする、という条件で始まったサークル活動で最初に書いた話は、タイムワープものでした。
といっても、タイムワープをしたことでカップルになったわけでもなければ、タイムワープ先の人間とどうこうなったというわけでもなくて、探偵たちがたまたま京都で出会った少女と一緒に江戸の昔に飛ばされて、当時、私がえらくハマっていたもののやおいとしてハマっていたわけではなくて、でも好き過ぎるほど好きだった新選組と出会って、隊員の一人に起こった殺人事件の疑惑を晴らすとか、なんかそんな話を書いたのでした。
江戸時代であれば、トリックでも何でも割合とがばがば設定でいけるだろうし、全く論理的ではないタイムトラベルの中の話であったら、さらにがばがばでOKなんではないの?という辺りも、その設定にした理由だったような気がします。
そういえば、タイムスリップではないのですけれども、昔よく目にしたのは二次元三次元問わずに、カップルの片方がどんどん子供に戻っていって最後は消えてしまう、というもので、きっと元ネタがあるのかもしれませんが、そこは知りませんが、やたらと目にしたのは、私が好きになるものに似た要素があったからなのか、単純にその形式の話に人気があったのか分かりませんけれど、とにかくやたらと目にしましたけれど、あれは人体がタイムスリップみたいな感じなんでしょうか。
タイムスリップした先の人間と恋に落ちる、というのは、その時代に自身が絶対に残るのでなかったら悲恋だし、残っても動乱の時代であったら悲恋になる可能性が高いし、と考えると、最近はあまり主流ではない話なのではないのかな、という気がするのですけれども、タイムマシーン的なものが登場して、動乱の世の中で身寄りのない誰かと出会って、となれば、その人を連れ帰ることは出来るということかな。
そうとなれば今度は、戸籍を買う等しなければ連れてきた相手が病弱であったりしたらもう、せっかっく現代の文明の中にいるのに、保険もないし戸籍のない人が入院できるのかね、ということになりそうだし、なかなか難しい気がするけれども、この分野に詳しかったら面白みも強そうなお話だな、と思いました。
現代に交わる場合、過去と未来のどちらの人が来た方が良いのかしら、とか、現代から行くのは過去と未来のどちらがいいのかしら、とか。やおいの興味よりもむしろそちらへの興味が強くなってしまいそうだけれども。