
様よりお借りいたしました。
7:結婚ネタ
というか、二人の愛し合う同性同士のカップルがいて、好きだから一緒に暮らしていて、しかしその自治体には同性同士の結婚や結婚に準ずる制度がなく、といったときに、その生活を結婚と読んで何か差支えはあるのか、という気がするわけです。
二人の気持ちは、結婚で固まっている場合も多いだろうし、中には同性ですよ、って場合もあるのだろうし、だけれども、行政の側で何も保証はしてくれないし何も資格をくれるわけではないんですよ、という。
男女ならば、籍を入れる入れないは二人で選択したことでしょうけれども、そもそも入れる籍がなかったり、或いは似た制度を活用できるのだという場合でも、今の時代にあってもまだ、それを公にして何も差支えのない生活が出来るわけではないわけで、であるのならば、男と男で生活しているという形がそこにあったとして、指輪なんか普段付けないんだけれども上げていたりして、なんてことがあればもう、結婚だと思うわけです。
なのでこの辺りは非常に、何をもってして結婚ネタというのかが今一つ理解できていないのですけれども、受けが過剰に奥さん奥さんしていたりするのはちょっとイヤです。いえね、やおいだのBLの場合は、ですよ。やおいだったら割合と、二人ともノンケだったのに出会ってしまったのが運命でした、みたいな話が多いから特に、結婚という形式をとったと思ったらいきなり受けが女化してしまってはイヤなのです。
さて。
私は普段ナマモノ腐女子で居る率が高いのですけれども、結婚、という形式は別段そんなに生々しいところを考えなくてもいいので、とても便利だと思っていて、実は世間を欺いて二人で暮らしているということにしてしまえば、あとはすごく簡単に日常に現れる幸せな部分を妄想していけばよいだけ、となります。
ナマモノはそれほど、生々しい部分をどうしても考えなければというほどでもなく、ただ感情的にはどこかで二次元の空想よりも超えて行ってくれないと、現実に潰されかけるので頑張って考えろ!みたいな感じです。
花嫁衣裳を着せるというのは、ナマモノ二次元どっちでも面白いけれども、そのまま女っぽさ全開とかになったらそれはイヤかな、みたいな。
心のどこかでは、結婚、という制度はやおいにはいらない気がしなくもないのだけれど。