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老腐人の友

スキルもなければ趣味の幅も狭いけれど 35年以上腐っているアラフィフ腐女子です。

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本日の老腐女子:21 結婚ネタ

 様よりお借りいたしました。

7:結婚ネタ

というか、二人の愛し合う同性同士のカップルがいて、好きだから一緒に暮らしていて、しかしその自治体には同性同士の結婚や結婚に準ずる制度がなく、といったときに、その生活を結婚と読んで何か差支えはあるのか、という気がするわけです。

二人の気持ちは、結婚で固まっている場合も多いだろうし、中には同性ですよ、って場合もあるのだろうし、だけれども、行政の側で何も保証はしてくれないし何も資格をくれるわけではないんですよ、という。

男女ならば、籍を入れる入れないは二人で選択したことでしょうけれども、そもそも入れる籍がなかったり、或いは似た制度を活用できるのだという場合でも、今の時代にあってもまだ、それを公にして何も差支えのない生活が出来るわけではないわけで、であるのならば、男と男で生活しているという形がそこにあったとして、指輪なんか普段付けないんだけれども上げていたりして、なんてことがあればもう、結婚だと思うわけです。

なのでこの辺りは非常に、何をもってして結婚ネタというのかが今一つ理解できていないのですけれども、受けが過剰に奥さん奥さんしていたりするのはちょっとイヤです。いえね、やおいだのBLの場合は、ですよ。やおいだったら割合と、二人ともノンケだったのに出会ってしまったのが運命でした、みたいな話が多いから特に、結婚という形式をとったと思ったらいきなり受けが女化してしまってはイヤなのです。

さて。
私は普段ナマモノ腐女子で居る率が高いのですけれども、結婚、という形式は別段そんなに生々しいところを考えなくてもいいので、とても便利だと思っていて、実は世間を欺いて二人で暮らしているということにしてしまえば、あとはすごく簡単に日常に現れる幸せな部分を妄想していけばよいだけ、となります。

ナマモノはそれほど、生々しい部分をどうしても考えなければというほどでもなく、ただ感情的にはどこかで二次元の空想よりも超えて行ってくれないと、現実に潰されかけるので頑張って考えろ!みたいな感じです。

花嫁衣裳を着せるというのは、ナマモノ二次元どっちでも面白いけれども、そのまま女っぽさ全開とかになったらそれはイヤかな、みたいな。

心のどこかでは、結婚、という制度はやおいにはいらない気がしなくもないのだけれど。


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本日の老腐女子:20 タイムスリップネタ

 様よりお借りいたしました。

6:タイムスリップネタ

タイムスリップとやおいが結びつかぬ不甲斐なさで申し訳ないのですが、タイムスリップと聞いた時に思い浮かぶのが、BTFと時かけ、ターミネーターぐらいで、そもそもよく知らない分野ではあります。

しかしながら友人とイベントへ売り子として行くことと相成ったきっかけの、とある推理小説の主人公たちをカップルにする、という条件で始まったサークル活動で最初に書いた話は、タイムワープものでした。

といっても、タイムワープをしたことでカップルになったわけでもなければ、タイムワープ先の人間とどうこうなったというわけでもなくて、探偵たちがたまたま京都で出会った少女と一緒に江戸の昔に飛ばされて、当時、私がえらくハマっていたもののやおいとしてハマっていたわけではなくて、でも好き過ぎるほど好きだった新選組と出会って、隊員の一人に起こった殺人事件の疑惑を晴らすとか、なんかそんな話を書いたのでした。

江戸時代であれば、トリックでも何でも割合とがばがば設定でいけるだろうし、全く論理的ではないタイムトラベルの中の話であったら、さらにがばがばでOKなんではないの?という辺りも、その設定にした理由だったような気がします。

そういえば、タイムスリップではないのですけれども、昔よく目にしたのは二次元三次元問わずに、カップルの片方がどんどん子供に戻っていって最後は消えてしまう、というもので、きっと元ネタがあるのかもしれませんが、そこは知りませんが、やたらと目にしたのは、私が好きになるものに似た要素があったからなのか、単純にその形式の話に人気があったのか分かりませんけれど、とにかくやたらと目にしましたけれど、あれは人体がタイムスリップみたいな感じなんでしょうか。

タイムスリップした先の人間と恋に落ちる、というのは、その時代に自身が絶対に残るのでなかったら悲恋だし、残っても動乱の時代であったら悲恋になる可能性が高いし、と考えると、最近はあまり主流ではない話なのではないのかな、という気がするのですけれども、タイムマシーン的なものが登場して、動乱の世の中で身寄りのない誰かと出会って、となれば、その人を連れ帰ることは出来るということかな。

そうとなれば今度は、戸籍を買う等しなければ連れてきた相手が病弱であったりしたらもう、せっかっく現代の文明の中にいるのに、保険もないし戸籍のない人が入院できるのかね、ということになりそうだし、なかなか難しい気がするけれども、この分野に詳しかったら面白みも強そうなお話だな、と思いました。

現代に交わる場合、過去と未来のどちらの人が来た方が良いのかしら、とか、現代から行くのは過去と未来のどちらがいいのかしら、とか。やおいの興味よりもむしろそちらへの興味が強くなってしまいそうだけれども。

本日の老腐女子:19 道具ネタ

 様よりお借りいたしました。

6:道具ネタ

自己紹介の途中にもハマった同人誌の話で書いたのだけれども、以前にハマった二次元の二次創作で、攻めが、高校生の中身だけれども小学校低学年、受けは高校生というパターンの同人誌にハマって集めていたのですけれども、もちろんこれは、確か買った同人誌もだったと思うし、自身が書くにしても、道具が無ければ成り立たぬというかで、一時期色々と書いたものでした。

小学生の低学年でもそれなりに大きくすることは出来ても、その先はまだない身体でしかなく、しかもすでに放出の快感は、人相手ではなくとも味わっている人間が放出できぬ体に逆戻りしていて、愛する、という感情を動物的衝動であらわそうとしたときに、最期までは遂げられぬわけだから屈折が確実にあって、という辺りも込みで書くことにハマっていたのだけれども、割合といつも、話がSM的になりやすいほうなので、その方面としても面白いと思って書いていたわけです。

放出の快感を得られぬのだけれども、相手を縛り上げて道具で攻めたおして、相手が放出するのを眺める時に、自身には訪れないイライラとともに、相手を屈服させた快感とともに、愛おしい気持ちも持っている、というような、なんかそういうごちゃごちゃしたものをどうにかして書きたかったので、この設定は割合と長らく凝ったような気がします。

そのせいでこのジャンルは、今や他に沢山の人気の組み合わせが出来上がっているのに、未だに、ここで色々といじくり倒した設定の二人から先にほとんど踏み出していないです。

というわけで、道具ネタ肯定派です。

しかしよくよく考えたときに、昔の腐女子って割合と百合ものに否定的な人が多かったと思うんです。女である自分自身すら否定するかのような空気が割と普通にあった気がするし、なのですけれども、なぜに百合ものを書かぬのかという理由として、穴と穴であるから、身としての棒がないから、というような、意味は多少ずれますけれども男根主義的というか、シンボルがあって、納めるべき場所ではないとはいえ、男性の場合には気持ちの良いスポットもある穴もあって、だからそこで二つの生き物が一つにつながることが出来るというわけで、というようなどうでもいい小理屈を言っていた思い出。

でも道具使ってしまってるじゃん、というね。

百合ものやノンケものではなく、なぜにやおいなのか、ということを考える時に、別にね、このジャンルであるのならば、女王様的な女がM男を道具で犯すというような話であったって構わなかったはずなのに、なんでやおいなんでしょうね。

なんにしても、好きだと思ったキャラクターがいて、二次元の場合はほぼその人を受けにすることに決めるところがあるので、最初はそれでこの変な組み合わせの同人誌にたどり着いたのかもしれないけれども、書き出したら結構色々と感情のパターンを見つけられるのではないだろうかとか、思ったものでした。



本日の老腐女子:18 怪我・病気ネタ

 様よりお借りいたしました。

5:病気・怪我ネタ

今さらな20題、というのでお借りしているのではあるのだけれども、何気に、耽美ややおいの時代には山のようにあった、というか、なんだったらわざわざ自ら病人や怪我人になっていく姿勢、というものすらあった気がするけれども、BLの時代になってからあとの病気ネタというと、割合と社会性があって、偏見や誤解を受けている病気と、さらに二重に受ける性的嗜好への偏見、といったものを描いている場合が多いように感じています。

昔ユーミンが自身の歌詞作りについてをANNか何かでお話されていた時に、歌詞の中に横文字で病名を出した時に、その響きを優先したというようなことを言っていて、やおいや耽美の時代に出てくる病気は、そういうもの、であったと思います。

病気、というので大きなものをもい浮かべてしまい、つい失念したけれども、BLの時代になってからもそれ以前も、風邪の看病という大きなジャンルがそういえばありましたよね。

どちらかが賄いをしてあげるとか、身体を拭いてあげるとか、そういったところから発展していくお話。これはものすごく使い勝手が良いので、きっとこのことをおっしゃっているんですよね、このお題。二次元でもナマモノでも半ナマでも、全部で目にしているような気がする。

長いことナマモノをやり過ぎているからというか、既に人間を長いことやっているからというか、同性では飯を食わせてやろうと身体を拭きながら触ろうと、心の距離は近づくだろうけれど、なかなか身体の距離までくっついてしまうなんてことは起こらないのだよねというのは、どうしたって頭をかすめるのだけれども、私は妄想を素直に楽しめない損な性格だと思います。

その昔買ってきたナマモノの同人誌で、喘息の発作を起こしている相手を犯すという、ちょっと殺人案件でないの?というものがあって、それはどうしても受け入れられなかったけれども、描いた作者さんとしたらファンタジーとして成立しているからお描きになったのでしょうし。

怪我ものだったらまだ、案外、受け入れられる気がするのは、十代の頃の血まみれ大好き時代には、貴族の男が美少年を誘拐監禁緊縛して、少しずつ怪我をさせて、自分を受け入れさせようとするのだけれども、少年は受け入れぬままに死んでいき、死にゆく中で勝利を味わい、貴族のほうでは美しい生き物を壊してしまった絶望と歪んだ達成感を抱くというような、なんだろう、それ、みたいなものを書いたことがあるので思いますけれども、これは怪我ものというよりはSMものなのかな。

こういうものを書いている時にさえ、傷口から膿がでてきたりするよね、とか、ずっと監禁してたら美少年だって汚くなっていくし臭くなっちゃうよね、みたいなことを考えてしまうので、そういうことを考えずにすんだら、穢している相手にというネタも、書けるような気がします。

もっと時間をかけて、エッセイが終了したら同じお題でちゃんと創作をしようかしら。





本日の老腐女子:17 コスプレネタ

 様よりお借りいたしました。

4:コスプレネタ

やおい、というものの一番大切な部分は、『絶愛』の南條が、もしも泉が何に生まれてきていたとしても、たとえ机に生まれてきたのだとしたって、必ず見つけ出して愛することが出来る、みたいなことを言った、あの感情なのだと思っていて、そんなときにコスプレネタというのは、エッチをしたい二人であったり、既にそこそこ馴染んだエッチをしている二人が新鮮味を求めてすることというイメージがあるので、対極にあるのではなかろうか、という気持ちがしてしまいます。

そうして、女性の格好をさせるというのでなければ、男性はそれほどバリエーションがないような気がする、コスプレネタ。いやでも、軍服、白衣、水着、みたいなことなのか? 

とはいえ何度も書いているように、かなりナマモノに偏った腐女子人生ではあるので、そうなれば女装をさせてのプレイというものが、それほど困らずに、コスプレエッチを描きやすいんではあるので、これは長い腐女子歴の中で友人へあてて書いたことはありました。

結局、関係性や絆の部分を書きたいと思い、そこに重点を置こうと書いてみたところで、誰かにいつか見せてみようとか、自分の中で一旦消化してその人をモデルとした別人の話として書き直そう、などと思っていれば、やはりエッチシーンこそエンターテイメントなのであります。

それに、ブロマンスを書きたいだけであるのだったら、やおいだBLだといった者にハマる必要なんかないのであって、二人が友情以上のもので結ばれている関係であるという確証のためには、エッチが絶対的に必要なのです。

別段、世界で一番に強い絆なんですよ、でもいいはずなのだけれども、そうなれば異性のパートナーが、その絆と同等かそれ以上のものとして横に並んできてしまう可能性が非常に高いので、それではいけません、やっぱり二人はその辺りも全部二人でやっていて下さい、となれば、二次元でもナマモノでも、その絆よりも大きかったり比べることは難しいぐらい大事なものなんか持ってほしくないんです、ということになります。

しかしナマモノのやおいを描こうという時にやおいシーンを書こうという時に、そもそもノンケのはずのひとたちをノンケではない関係にすることは難しくて、女装と媚薬って、ナマモノ同人を買ってきた時によく目にするよね、って思います。

なんというか、非常に品のないことを書くとしたら、ここまで長らく腐女子で居て、その大半をナマモノの人として過ごしていてさえ、いやいややっぱり、男としてはアレを、出すためのソコに収めるよりは、女の真ん中のソッチへ収めるほうが気持ちいいよね、面倒な処理もいらないし、ということをどうしても頭の片隅で考えてしまいます。

生きている人間にやおい穴があったら、それほど主従関係が重要でない現代であっても戦国時代のような勢いで男色もアリになるんでないかと思っていて、女と付き合っているくせに後ろにさせて欲しいとかいう男は、避妊のためであるか、実のところ締りがきついのならばどこでもいいんだろうから、なんだっていいんだろうね、って思うんです。

コスプレ趣味とはまた違う、服を着せたままの女のパンツをチョイとズラしてやったって満足な男、みたいな。

実際、アナルと女の良さの両方を兼ね備えているはずのやおい穴があったら、男色のハードルはうんと下がると思うの。

乳首が違う件とか、色々越えねばならぬ部分はあるのかもしれんものの、結局、入れて出すことが男にとって大きな部分だろうし。

なんつーかね、そういうことを考えたときに越えられない壁にワンクッションを置くための女装。

全然、壁を越えられるほどのものにならん気がするんではあるよと、どノンケでやおい、というのを長くやってくると思うけどもね。

結局、何を書きたいんだって感じだけれども、女体化はイヤだけど、そうしてそれほど二次元で女装ネタをやらんほうではあるけれど、ナマモノの時には苦肉の策になると、そんなにならないのに思います、ということで。